近年、地震や豪雨など、さまざまな災害が頻発する日本。こうした状況に備え、社員の安全を守るべく、防災対策を行う企業が増えています。防災備蓄品を準備しておくことは安心につながりますが、管理が大変という声も少なくありません。そんな課題を解決するために誕生したのが、防災備蓄品を一括で提供し、管理までサポートするワンストップサービス『あんしんストック』です。
サービス導入後を具体的にイメージできるよう、実際にご導入いただいた、人材ソリューション事業を手掛ける、株式会社エスプール 管理本部の高橋 悠希様にお話を伺いました。
▲左:株式会社エスプール 高橋 悠希様 右:株式会社Laspy 宮坂
宮坂:あんしんストック導入前は、防災備蓄をどのように管理していたのでしょうか?
髙橋様:『あんしんストック』を導入する前は、防災備蓄品を購入して各支店やセンターに置き、従業員が自分たちで収納・管理している状況でした。弊社は拠点が多いので、本部としても「どこに何があるか」を把握できていませんでした。
宮坂:会社としては「備蓄品を置いたからこれで安心」となりがちですよね。でも管理が行き届いていないと、いざというときに「どこに何があるか分からない」「使おうとしたら壊れていた」「賞味期限が切れていた」などの問題が起きてしまいます。
髙橋様:そうなんです。前任者も1人で全拠点の管理をしていたので、手が回らず、私が引き継いだときには既に賞味期限切れの備蓄品がかなりありました。さらに備蓄品の種類によって購入先の会社を変えていたので、何社にも発注をかけなければならず、非常に手間がかかっていました。
宮坂:備蓄品を購入する際のコスト、管理コスト、置き場所のコスト……色々な面でコストが積み重なっているイメージですね。
髙橋様:その通りです。ここ数年で会社の規模がどんどん拡大していて、親会社が秋葉原にあり、子会社が8社、それぞれの支店やセンターを合わせると全国に40拠点ほどあります。今後さらに拠点が増える予定ですが、各拠点で同じ方法で備蓄品を管理していけるのかという不安がありました。
宮坂:これだけの備蓄品があると、物の管理だけでなく、担当者同士の情報共有も難しくなりますよね。
高橋様:そうですね。各拠点の担当者同士の連携も大変ですし、担当者やマネージャーが交代したときに、きちんと引き継ぎができるのかという不安もあります。『あんしんストック』を導入する前は、防災備蓄品を購入して各支店やセンターに置き、従業員が自分たちで収納・管理している状況でした。弊社は拠点が多いので、本部としても「どこに何があるか」を把握できていませんでした。
宮坂:会社としては「備蓄品を置いたからこれで安心」となりがちですよね。でも管理が行き届いていないと、いざというときに「どこに何があるか分からない」「使おうとしたら壊れていた」「賞味期限が切れていた」などの問題が起きてしまいます。
髙橋様:そうなんです。前任者も1人で全拠点の管理をしていたので、手が回らず、私が引き継いだときには既に賞味期限切れの備蓄品がかなりありました。さらに備蓄品の種類によって購入先の会社を変えていたので、何社にも発注をかけなければならず、非常に手間がかかっていました。
宮坂:備蓄品を購入する際のコスト、管理コスト、置き場所のコスト……色々な面でコストが積み重なっているイメージですね。
髙橋様:その通りです。ここ数年で会社の規模がどんどん拡大していて、親会社が秋葉原にあり、子会社が8社、それぞれの支店やセンターを合わせると全国に40拠点ほどあります。今後さらに拠点が増える予定ですが、各拠点で同じ方法で備蓄品を管理していけるのかという不安がありました。
宮坂:これだけの備蓄品があると、物の管理だけでなく、担当者同士の情報共有も難しくなりますよね。
髙橋様:そうですね。各拠点の担当者同士の連携も大変ですし、担当者やマネージャーが交代したときに、きちんと引き継ぎができるのかという不安もあります。
宮坂:ではどのように『あんしんストック』を選んでくださったのでしょうか?
髙橋様:きっかけは、電話で営業のお話をいただいたことです。話を聞いたとき、私だけでなく管理担当者も「これだ!」と感じたと思います。
宮坂:それはありがたいお話です。ファーストコンタクトの時点で、そこまで好印象を持っていただけたんですね。
髙橋様:そうですね。それ以前も「何月に備蓄品を入れて、どれだけ入れたか」という最低限の管理はできていましたが、それ以上の管理は全くできていませんでした。
宮坂:本当にお困りの状態だったのですね。良いタイミングでお声がけできて嬉しいです。他のサービスは検討されませんでしたか?
髙橋様:前任の担当者が上長に提案した際には、恐らく何社か検討したのではないかと思いますが、私自身は他社の検討はしませんでした。
宮坂:導入にあたって、社内で決裁権を持つ方からの許可が必要だったと思いますが、その理解はスムーズに得られましたか?
髙橋様:導入を提案した際に、上長自身が実際に防災備蓄品の管理業務に挑戦してみたようです。その結果「これは大変だ」と理解してもらえたようで、導入に前向きになってくれました。また、御社がこれまで購入していた備蓄品を同じような価格で納品してくれるという話も、導入の決め手になったと思います。
宮坂:なるほど、実際に上長の方が自ら管理に取り組んで、その大変さを実感したからこそ導入が決まったのですね。
宮坂:高橋さんは最初から『あんしんストック』にとても関心を持っていただいていたようですが、実際にサービス内容を詳しく聞いてみて、どう感じられましたか?
髙橋様:最初に感じたのは、防災備蓄品のサブスクなんてとても斬新だということです。すごく良いなと思い、前向きにお話を聞きました。それに放置していた備蓄品の整理ができそうだという希望も持てました。
さらに納品もお任せできて、どこに何を納品したか写真で確認できるサービスもついているんですよね。これなら納品物の場所確認はもちろん、担当者の引き継ぎも写真で簡単にできます。自分たちで写真を撮って送ることもできますが、何十拠点もあると、それぞれの担当者にお願いしたり、写真を整理するのが難しいので、ぜひお願いしたいと思いました。
宮坂:通常の業務に加えて、備蓄品の管理業務となると、確かにご自身も大変ですし、他の社員の方にお願いするのも難しいですよね。『あんしんストック』を導入して良かったと思われた点は何でしょうか?
髙橋様:一番大きいのは、備蓄品を入れた後のことを考えなくて良くなったことです。物を入れたら「あとは『あんしんストック』におまかせ」という状態になります。宮坂さんが定期的に来てくれて、何かあればその時に相談できるのもすごく助かっています。また、大型の拠点だと自分たちで大量の備蓄品を運ぶのが大変なので、そのお手伝いをしてもらえるのもありがたいです。
宮坂:導入の際、すべての拠点の担当者様にご協力いただいたと思いますが、そのときに何かご意見はありましたか?
髙橋様:導入後、担当者全員に伝えたところ、規模が大きくなったり人数が増えたりしている拠点から「この機会にもう少し備蓄品を増やしたいというリクエストがありました。また、他の拠点でも「ここはヘルメットが足りない」といった意見が出て、備蓄品の見直しをする良い機会になりました。
宮坂:社員の増減に伴って備蓄品の量や種類が変わるので、ご自身で管理するのはやはり大変ですよね。
髙橋様:そうですね。実は私、東日本大震災の時に被災して、会社で2泊3日過ごした経験があるんです。それをきっかけに「防災備蓄品は本当に大事」と改めて感じました。『あんしんストック』を導入した目的は管理部門の負担軽減でしたが、実際に利用することで備蓄品を適切に管理し、従業員にもしっかりとアナウンスすることで、「自分の職場はしっかり準備されている」と安心してもらえるのではと感じています。
『あんしんストック』を導入された高橋様のお話から、備蓄品管理の負担が軽減され、担当者の引き継ぎや備蓄品の見直しにも効果があったことがわかりました。エスプール様のような拠点が多い企業様でも必要な備蓄品の管理がスムーズに行えるよう、引き続きサービスをブラッシュアップしてまいります。